断酒をして3か月。
手帳を振り返っても、このころにはお酒に関することはあまり書いていない。
色々と手放すことを意識し、仕事中心の生活から、自分を大切にする生活へ切り替えることを意識し、お酒をやめて、浮いたお金と時間で、新たなチャレンジをしようと決めました。
とは言っても、何から手を付けよう。 と考えたってわからないからいくつか試してみました。
1.ジム 40代だから痩せる。健康目的で。
2.ラジオ投稿 以前からやっていて読まれると嬉しい。でも、達成感をいまいち。
3.野球観戦 試合に見行くのもいいけど、自分がやりたいとなる。。。
4.読書 移動中、自宅など、空いた時間、好きな時間に読むことができる。
5.料理 スパイスカレーを作ったけど、頻繁にやるほどにはならなかった。
他にも試したことがあったかもしれないけど、とりあえず行動に移してみたところ、「ジム」と「読書」は、自分が思っていた以上に楽しめたので、やってみることにした。
・ジムに関して

加入する1か月前から自重トレーニングを自宅や出張先で。 最初はしんどかったけど、慣れてしまえば筋肉痛も徐々に和らいでいくことがわかり、週2~3回で取り入れることができた。 「読書」に関しては、スキルアップや役に立つ本ではなく、自分が読みたいと思える、課題と思っているものに限定して買いあさった。 いずれも、若いころはとても嫌いな分野で、運動は継続していたものの、「筋トレ」は大っ嫌い。筋肉痛がコンディションを下げ、ただでさえ疲れてしまうのに筋トレまでやったらオーバーワークなると思っていたからだ。 それでも、当初、「ジム」通いは、痩せることを目的としていたのに、フィジーク大会がある事を知ったあたりから、なぜか筋トレにハマる。 今では2年以上ジムに通っているが、あんなに嫌いだった筋トレを週に4~5回、それも歯磨きをするような習慣化となり、何が楽しくて早朝から思い持ち上げているのか、時折不思議な気持ちになるが、達成出来た後の感覚はやめられない。 最近では、ベンチプレス100kgを達成し、身体にも変化が出てきて、久々に会う人には、「でっかくなったね~」といわれることもしばしば。 控えめにしているつもりだけど、本人としてはかなり嬉しい。
・読書に関して
活字を読むことが嫌いで、国語も一番苦手な科目であった。 だがしかしスマホスクロールじゃ知識増えないし。 20代後半で、転職した企業は、高学歴で読解力の高い人たちばかりで、そんな高レベルな環境に私はついていくことができず、あの時初めて「もっと本読んでおけばよかった~」って思った。 めちゃめちゃ叱られたな~。 でね、本を読むことというのはたった1,000円から2,000円でその人の経験や知識が詰まっているものであって、こういうものにしっかり触れてきて来なかったことを、本当に後悔しているのですよ! それで今では、月10冊本を読むことを目標の一つとしていますが、新品ばかりだとお金かかってしまうので、メルカリなどを利用して読むようにしています。 また、「いやそんなにお金出せないよ~!」という人でも、図書館があるし、今ではネット検索で読みたい本もすぐ見つけて予約までできるところもあるから、状況に合わせてうまく活用するといいと思います。
ジムというより筋トレですね。 この「筋トレ」と「読書」を取り入れたことにより、お酒をやめて浮いたお金でジムの費用と本の購入、それをやっても貯蓄ができるようになってきた。
以前のように酒の飲み過ぎで、「あれ、今月の収支大丈夫かな?」なんてわざわざ心配することもなくなったから、心にゆとりができてきました。

お酒を飲んでいると、
睡眠はしっかりとれない⇒翌日だるい⇒だるいからやる気出ない⇒やる気が出ないからいろんなことに頭回らない⇒夕方になり、またお酒を飲む。
この繰り返しをいつまでもやっていたら、わたしはいつ休めるのだろうかとふと気づいたのだ。
お金も時間も睡眠時間も健康も、家族との時間や大切な旧友との時間に集中することで、少しずつではありますが、徐々に仕事の事を考える時間も減ってきました。
こんなことを書きながら手帳を振り返ると、一つだけお酒に関することが書いてありました。
2023年7月19日水曜日
断酒2か月が経ち、胃腸の痛みもなくなり、
便通も良くなる。仕事後、ジムへ加入手続きを行う。
早くマッチョになりたい。
わたし、ほんとうにマッチョになりたかったんかな?笑
自分でもわかりません。

・まとめ
お酒をやめたことで「時間」と「お金」が増え、その増えたことによって新たなチャレンジに取り組むことができました。
私にとっては、それが偶然「筋トレ」と「読書」でしたが、お酒を飲んで分をこの二つに投資したら、以前では考えられないくらい、毎日が前向きに回り始めています。
断酒はゴールではなく、新しいチャレンジのスタートライン。
90日を区切りに、これからも続けていきたい。
と、このときは思っていたはずです。