お疲れ様です。
仕事でストレスをかかえていると、やり場がなくて、ついついお酒に走ってしまうこと、ありませんか?
「今日は疲れたから一杯」
「嫌なことがあったから飲んで忘れたい」
そんなふうに飲み続けているうちに、気づけばお酒が生活の中心になっていた。
わたしもそうでした。
でも、お酒をやめてから気づいたのは、ただ健康になるだけじゃなく、心の執着まで消えていった、ということです。
朝からしんどい毎日
以前の私は、夜に飲んで、朝はだるい状態でスタートするのが当たり前でした。
「はぁ、今日もしんどいな…」と感じながら一日を始めれば、集中力も下がるし、やる気も出ません。
結局1日を有効に使えずに終わってしまう。
そんな状態だと視野も狭くなり、心の余裕もなくなるから、感情的に物事をとらえて失敗することもありました。
お酒と仕事がセット
そもそも私にとって「酒と仕事」はセットでした。
付き合いで飲むのは当然、ストレス解消も酒。
だから、シラフでいても酔っていても、頭の中はいつも仕事のことばかり。
本当は「仕事から距離を置きたい!」と思っていたのに、飲み会に行けばまた仕事の話になる。
結局、酒を飲んでいても仕事のループから抜け出せなかったんです。
ストレス解消のためにお酒を飲むというのは、絶対にやめたほうが良い行為。
そもそも、「少量の飲酒は健康にいい」は誤りらしく、メンタルは極めて悪い。うつ病リスク3.7倍、認知症リスク4.6倍、自殺リスクを3倍に引き上げるようだ。
科学的に「お酒でストレス解消できる」という考え方は間違っているようです。
色んな本を読んでいて、お酒のデメリットたくさん知ることができたのは、断酒をするにあたって影響を受けました。
断酒して気づいた変化
そんな中で、お酒をやめました。
もちろん家族や自分の健康のためもありましたが、「面倒な飲み会に行かなくていい」というメリットも大きかった。
お酒をやめてからは、仕事との距離感も変わりました。
時間外に対応することはほとんどなくなり、飲み会に行かない分、仕事以外の時間を自分に使えるようになりました。
仕事のパフォーマンスが落ちたかといえば、むしろ効率がよくなり、労働時間が減って偶然にも成果が出たので、最上級の評価をいただきボーナスがあがりました。
労働効率も良くなりました。
さらに驚いたのは、お酒にまつわる思い出や習慣が自然と薄れていったことです。
昔よく通った店や、酒を介した出会いも、今では特に思い出さなくなりました。
これってまさに「執着がなくなった」証拠だと思っています。
よくある「朝はもう飲まない!「夕方になったら飲みたくなる」。この思考がないですね。「夕方だし早く家に帰りたい!」
身軽になった今
断酒を続けたことで、心にゆとりができ、冷静に物事を考えられるようになりました。
「酒=人間関係」「酒=仕事」という思い込みから解放されて、すごく身軽になった感覚があります。
お酒をやめたら健康になる、というのはよく言われますが、私にとってはそれ以上に「執着が消えたこと」が大きな収穫でした。
もしこのブログを読まれている方で、お酒が心の支えになっているよう出れば、「人工的な快楽」ではなく「健康的な快楽」でストレス解消をするよう試してみてください。
良く思うんですよ。
人生長いんだから、別に1週間くらい飲まなくてもよくない??
1週間飲まないだけでも、様々なメリットを実感できるようになりますし、「飲みたい!」って思考が確実に薄まります。
かるいきもちで、まずは今日1日から!
これからは、過去や酒に縛られない新しい時間を、自分や家族のために使っていきたいと思います。