お疲れ様です。
季節の変わり目には体調を崩しやすいのですが、コロナに罹患してしまいました。。。おととしの10月上旬にもコロナになりましたね。
そんな状態で思いついたのが、「お酒をやめて、人間関係がすっきりした」ことでした。
お酒をやめたら、人間関係が整理されて、大切な人たちとの時間がとても増えました。
1.飲み会が断れなかった新人時代
さて、今日のタイトルは、「お酒をやめて、人間関係がすっきりした話」になります。
みなさんは、飲み会は好きですか?? わたしは、仕事から行かないという選択肢がないと思っていましたから、誘われたら「はい喜んで!」と、よほどな事情がない限り、お断りすることはありませんでした。
新卒で入った会社で、配属前の人事課長が 「配属初日にきっと誘われることになるから、予定しておくように」と言われたものです。 上司や同僚、他支店の方が出張でお越しになられればいかないという選択肢はない。 出張先で、他の企業さんがいらっしゃれば、これまたいかないという選択肢はない。
一見、こいつはお酒が好きで、付き合いは良いと勝手に思われていたようですが、 行きたくないと思うことは よくあったし、一人でそっとしておいてほしいのが本音でした。
でも、断れないよね~💦 現代は、良い時代になりました。
ほんとうーーーーに良い時代になりました。
お酌をすることもなければ、カラオケで歌うこともない。
お金と時間を散財して、翌朝二日酔いの状態で、それでもしっかり仕事しろって言うんだから、 コンディション悪い状態でしっかり仕事しろって、矛盾してるだろ!!
って反発したかったですよ。
ま、それでも、お酒を通じて人間味を感じることも多かったし、一生涯の仲間ができたこともあって、 その当時は断酒まで考える事はありませんでした。
2.今の環境から脱するため20代後半で転職
4年ほど修行をして、収入アップ、より企業規模の 大きい裁量のある仕事をやりたい、そして、飲むことが 仕事になってしまっている今の環境に危機感を覚え、 転職をしよう!と決意し、なんとか自分の望む企業へ 転職を果たす。
不安と期待をもった入社初日、営業部長から
「〇〇さん、お酒好きなんか??」。
でた!! ここで、嗜む程度ですなんて言っておいたんですけど、残業はしないし、ベルサッサで飲みに行くもんだから(15年以上前で、仕事はさっさと終わらせて、残業をしないさせない企業の姿勢は本当に素晴らしかった)。
性格的なもので、結局断ることができず、まーいっかと思って飲み会へ行ったのが最後。
それから、週3回程度、誘われることがありました。
主任はお付き合いをしない方で、飲み会へ行くことその主任の事を、「あいつは付き合いが本当に悪い」みたいなこと言われてて、それを聞いて、飲み会に参加しておいてよかった と思ったり、一方で、本人がいないところそんなこと聞きかたねーよって思ったり。
時には説教されるることもあったり、お誘いをお断りすると「どうせこのあと予定ないだろう?」と言われたり。 どこへ行っても、飲み会ってのはつきものなのかと、半分諦めモードに入った20代後半でした。
3.一人ハシゴ酒が楽しかった30代
そして、3度目の正直でまた転職をします。 そこでは、一人での出張が多く、いちいち上司に干渉されないから楽でいいな~と思っていたし、 宿泊先の夜が暇で仕方ないから、各地域の日本酒と肴を楽しみに、全国を転々としていました。
この時が、お酒を飲んでいて一番楽しかった時。
一人酒で色んなところで一期一会があり、行きつけの店主が顔を覚えてくれたりと、お酒って人をつなげてくれるな~とポジティブな面ばかりをみていました。
各地に行きつけができて、この前顔出しに行ったけど。もちろんノンアルコールで。優しく受け入れてくれました。
4.40代手前から酒に深く依存するようになる
ただそれも、とある酒癖の悪い人が移動になって来てからは状況が一変。 酒の場話したことを、ペラペラと他人に、それも話を持って伝えてしまうし、愚痴や自分のネガティブ要素 さらけ出しまくるもんだから、聞いてるこっちはもう付きあってられなくて。 よくある昭和気質な方ですね。 かなりウェッティーな方なので、離れたいと思っていたけどそうもいかない。 ストレスが溜まるようになり、何軒もハシゴするようになり、終電を逃してタクシーで帰宅。 ひどいときは、自宅の鍵を締められ朝まで家に入ることができないこともしばしば。。。 病院へは行ってないけど、きっとこれは、アルコール依存症だと思えるくらい、酒に逃げている時期もありました。
でもさ、人のせいにしたらいけないよね。断れなった自分が悪い、うん。
当時の自分にペシッ!!
わたしとしては、仕事の辛いことを家には持ち帰りたくなかったし、そういう父親も見てきた。今までの環境もそうだったから、こんなものだろうと思っていたけど、妻は違ったようでした。本当に悪いことをしました。
酒を断つまでには時間がかかりましたが、徐々にお酒を飲む日を減らし、3~4日飲まなくても良い日が増えて、その後、断酒といたりました。
家族がいるのに、このままじゃ、時間もお金も体も、人間関係も全部お酒に食いつぶされるなって思うようになり。それに、子供との時間は今しかない。あとになってから取り戻すことはできない。
そのように考えて、少しずつお酒との距離を置くようになりました。
飲まない方が体調も精神面にもいいと実感できて、思い切って断酒を決意しました。
5.お酒をやめて得られた人間関係
お酒をやめて変化していったのは、人間関係が整理されていったことです。
お酒を飲まないと決め、職場でも宣言をしました。
わたしは断れない性格なので、もうこれは断酒しかないなと思ったんです。
これなら誘われることもなくなるだろうと。
すると、職場の人たちとは自然と距離ができました。
お酒をやめてみたら、すごく気が楽になって、とても身軽になって気分。時間にゆとりができ、お金もたまり、精神的な安定も手に入れることができました。
これはなんというか、「手放した」というのが良い伝え方でしょうか。
でもね、付き合いよくしておけば、昇進・昇給などに影響するかな~なんて思っていた自分がいたのも事実。
それも失礼な話ですよね。
だから、もう自分を繕うのはやめることにしました。
お酒がなくても、一緒に笑い合える人、価値観を共有できる人がのこり、付き合いの質が一気に上がりました。そして何よりも、自分の時間を取り戻せたこと。
二日酔いで潰れる朝もないし、早朝の筋トレや読書、家族との時間にエネルギーを使える。
これが本当に大きかった。
結果的に、仕事のパフォーマンスも上がったし、無駄遣いも減ったし、
「お酒やめてよかったな」と心から思えています。
お酒をやめたら、人間関係がゼロになるんじゃないか…と不安もありました。
でも実際は、本当に信頼できる人たちだけが残ってくれました。
これは私にとって、とても大きな財産です。
みなさんはどうでしょうか?
みなさんにとって、本当に大切にしたい人たちって、どんな人たちですか?
これからも断酒を続けます。